ピロリ菌とは
胃ピロリ菌感染症を放置しておくと胃炎、潰瘍、胃がんに進展することが明白になってきました。
日本人の死亡原因の第一位はがんです。がんの発生件数は胃がんが最多です。
ピロリ菌を治療すると胃十二指腸潰瘍だけでなく胃がんにもかかりにくいことが明らかにされています。残念なことに、最近は薬剤耐性ピロリ菌が増加し、除菌治療に難渋する症例が増えてきました。ピロリ菌感染の正確な診断と確実な治療が望まれています。
ピロリ菌専門外来とは
中国5県での「ピロリ菌感染症認定医」は大学病院を含めてわずか20名です。(平成22年現在)
当院では16年前(1994年)よりピロリ菌の除菌治療を開始しました。内視鏡の専門医、ピロリ菌感染認定医として既に1600名以上の治療実績があります。そこで、専門病院として、「ピロリ菌専門外来」を始めることにいたしました。
ピロリ菌に関するあらゆる相談、感染の診断、難治例の治療などを受け付けます。さらに、保険外の診断や治療にも対応しています。
専門外来ならでの相談事例
- 腹痛・腹部不快感・胃炎・胃潰瘍を繰り返して悩んでいる方。
- 他院で除菌治療が不成功の方。
- 他院で除菌治療するも治療の成否検査を受けていない方。
- 三次除菌(保険外治療)
- 薬のアレルギーのため除菌治療をあきらめていた方。
- 身内に胃炎、胃潰瘍、胃がんの方がおり、ピロリ菌感染が心配な方。
- 胃がん予防を希望する方。
- ピロリ菌感染の簡易検査。
- ピロリ菌に関するあらゆる相談。
専門外来の流れ
- 窓口で「ピロリ菌専門外来」と告げてください。
- ピロリ菌感染の問診と説明を受けます。
- ピロリ菌の簡易尿検査(自費2,000円)(20分で判明。希望者のみ)
- 診察を受けます。最新の知見に基づいて説明を受けます。ピロリ菌陽性の時は確定診断と治療方法について説明を受けます。