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「ノロウイルス」の感染予防
「ノロウイルス」の感染予防

感染元は二枚貝(牡蠣・カキなど)

 人の腸管で増殖したノロウイルスは便に排出され、一部は下水処理をかいくぐり、河川から海へ流れ込みます。カキ、ハマグリなどの二枚貝はノロウイルスを腸管(中腸)に濃縮します。

感染力が強い

 ウィルスが手指や食器に付いて、ロから進入します。感染力が強く、100個のウイルスでも感染することがあります。嘔吐したときの飛沫で感染することもあります。人から人への感染も多いようです。

潜伏期は?

 感染して発病するまで、約24時間です。

症状は?

 症状は嘔吐、下痢、腹痛、発熱(37〜38度)、全身倦怠感。抵抗力のない小児や高齢者は重症になることがあります。

検査方法

 便を採取してウイルスをチェックします。2日ほどで結果が出ます。但し、保険適応外なので、実費がかかります。

発病は人だけ

 ノロウイルスで腸炎(嘔吐下痢症)が発病するのは人だけです。人以外の動物には発病しません。

生食用カキは大丈夫?

 食品衛生法では細菌数などの条件で生食が許可されます。ただし、ウイルスの有無は問われません。(検査も困難です)ノロウイスルは熱に弱いので、カキを十分加熱すれば確実に大丈夫です。

カキの食べ方

 生のカキ→要注意
 カキを蒸す、湯通しする→危険あり
 殻付きの焼きガキ→ロが開いた後もしっかり火を通す
 カキフライ→調理時間によっては芯まで熱が通らないことも
 電子レンジで加熱→加熱ムラがあるので要注意
  →芯(内臓)まで十分に加熱できていれば安全です。

消毒方法

 ウイルスは吐物、便に大量に含まれています。手袋を使って処理しましょう。ウイルスは湿気や乾燥に強く、抵き取るだけでは、生き残っています。消毒は塩素系漂白剤(ハイター、ブリーチ:濃度5%)を希釈して使用します。目安として500mlペットボトルの水にキャップ1〜2杯(0.05〜0.1%)の漂白剤を薄めて使用しましょう。但し、塩素は金属腐食(サビ)や肌荒れの原因になりやすいので注意してください。アルコール消毒はノロウイスルには効果が低いと言われています。

治療

 原則は脱水予防と安静です。通常3〜4日ほどで軽快しますが、倦怠感は1週間ほど残るようです。
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